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本日は当社新事務所「バルコニー菜園のある家」の床の工事の様子をアップしていきたいと思います!
まず、ちょっと時間を戻して上棟時の写真を見ていただきたいのですが、
こちらは1階から2階を見上げた時の写真です。
柱の上に乗っている横方向(地面に対して水平方向)の木材がありますね!こちらの部材を「梁」と言います。
床の工事に関しては、最初にこの梁の上に床下地を施工するところから始まりました。
言い換えれば、2階の床から作り始めたということですね。
それでは工事の様子を見ていきたいと思います!
さて、何やら板の写真が出てきましたが、こちらは「Jパネル」という建材です。
このJパネルは厚さが3.6cmもある杉で作られた板です。蓄熱保湿性・調湿性能に優れているという特徴があります。
こちらを先ほどの梁の上に施工していきます。
するとこんな感じになりました!
1階から見上げるとこんな感じ!
杉の質感が感じられ、この写真からでも木のいい香りが漂ってきそうです!
これはまだ床の下地なので、最終的に2階はこの上に床の仕上げ材が施工されます。
しかし1階の大部分は天井を張らず、実はこのJパネルの現しがそのまま仕上げとなります。
柱・梁・Jパネルと杉で合わせたので、統一感も生まれとてもいい感じになったのではないかと思います。
「これぞ、こだわりの木の家!」といった感じですね。笑
さて、2階の床ですが、次にこのJパネルの上に根太(ねだ)を施工していきます。
するとこんな感じとなりました!先ほどの写真とはまた雰囲気が変わってきますね。
ちなみに根太とは、この写真に映っている長細い材のことで、床を支えるための床下の部材のことです。
なお、1階の床も同じく根太を施工します。
こちらの写真ですが、
こちらはまだ根太の施工前の写真です。
2階は梁の上に床下地を施工していきましたが、1階は土台や大引き(おおびき)の上に施工していくのです。
土台も大引きも、どちらも梁と同じく横方向(地面に対して水平方向)の部材ですが、この土台と大引きの違いは、
『土台は、基礎(コンクリート)の上に乗っており、柱を受ける部材。』
『大引きは、土台などで支えられており、根太を受ける部材。』
といった違いがあります。
それではこの上に根太を施工してみましょう!
このように根太が乗っかりました!
さて、近年では根太レス工法という施工方法が採用されている物件も多く見られます。
根太レス工法とは、その名の通り根太を使わない工法のことです。根太の代わりに、構造用合板という木の板材を大引きの上に施工するのです。
しかしながら、当社は昔ながらの根太を使用した工法を採用しております。
その理由については、
①「構造用合板を使用すると、大引きの敷いてあるピッチ(間隔)に合わせて構造用合板をカットしないといけないため、ロスが発生しやすい。」
②「構造用合板は水や湿気に弱いため、床下に湿気が発生してしまった場合、問題となりやすい。」
などといったものがあります。
そういった理由から、当社は根太を使用した工法による家づくりを行っているのです。
話が逸れていってしまいましたが、今回はここまでにしたいと思います!
また工事が進んだら近況をアップしたいと思います!
writer:Arata Iso
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