家づくりにはコンクリート造りや、鉄骨造り、木造りとさまざまあります。
さらにそれらの混構造もあります。どの構造を採用するかは、環境や地形、好みやコスト等で選択されます。コンクリートの仕上げや鉄骨現しも素敵ですが、どんな構造でも内部やその一部に木を使うことで安らぎや安心感が生まれます。
また、木造の場合は在来工法(※1)をお勧めしております。壁式構造(※2)と同じような高い耐震性もできますし、間取りの自由さや将来の増改築も容易です。
※1 日本古来の工法で、柱や梁などの軸組で建物を支える。
※2 北米から来た工法で、木造パネルを組み立てて壁・床・天井の面をつくるため、壁で建物を支える。
また、木にはいろいろな種類がありますが、日本の桧や杉や松を多く使います。構造材には強度のある米松、外部のデッキなどには対候性ある材料を使います。
近年、工法によると思いますが集成材を使った家づくりが多くみられます。無垢材の性質をよく理解し、「本物の無垢の木の家づくり」はいかがですか。
竣工後、2年目の点検で無垢の木の家を訪問したときです。玄関に入った瞬間に木の香りがしました。まるで森浴のような感覚でした。
日本の風土に合った工法で、日本で育った国産材を多く使い、日本の気候や環境にあった家をつくりませんか。