屋根工事の様子(その2)

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モデルハウスが出来るまで

さて、先週「バルコニー菜園のある家」の屋根工事の様子をブログにてご報告しましたが、今日はその続きをアップしていきたいと思います!

 

 

前回は、遮熱透湿防水シートを施工したところで終わっていました。

屋根の下地材の上に遮熱透湿防水シートを施工している様子

こちらの写真ですね。

ちなみにこの遮熱透湿防水シートですが、施工中に太陽の光を終始反射していました。このことからも遮熱にとても効果があるシートなんだなと実感しました。

それにしても工事中は空からの太陽光、そして遮熱透湿防水シートからの照り返しが重なり、とても暑かったですけどね…。笑

 

 

さて、次はこの遮熱透湿防水シートの上に、

遮熱透湿防水シートの上に胴縁という長細い木材を施工している

このように通気胴縁(つうきどうぶち)を施工していきます。

通気胴縁とはこの写真に映っている長細い木材のことで、この通気胴縁を取り付けることによって、空気の通り道となる通気層を作っていくのです。

 

この通気層を設ける理由は大きく2つあり、1つ目は湿気を逃がすためです。

屋根内に溜まってしまう湿気を、この通気層を使って外部へと逃がす役割があります。

 

そして2つ目の理由は、太陽からの熱を外部に逃がすためです。

日本に住んでいる方ならお分かりになると思いますが、日本の夏は湿度も高く、蒸し暑い日が続きます。しかも年々気温が上がり、近年では熱中症警戒アラートも発令されてしまっています。

そんな特徴を持つ日本の夏を快適に過ごすためには、屋根に溜まる太陽光の熱を外部に逃がさなければなりません。

通気層を通して熱を逃がし、さらにその下にある遮熱透湿防水シートと断熱材でより夏の暑さを室内に入れないようにします。

 

こういった2つの理由から、当社では通気層を設ける工法を採用しているのです。

 

 

次に、

胴縁の上にラワン構造用合板という木の板を施工している
胴縁の上にラワン構造用合板という木の板を施工している

こちらの写真のように、ラワン構造用合板を施工していきます。

 

 

そして、ラワン構造用合板によって平らになった下地の上に、

屋根の防水シートを施工している
屋根の防水シートを施工している

このようにカラールーフィングを施工していきます。

カラールーフィングとは、屋根の防水シートのことです。

 

ちなみにこちらの写真に映っている黒いカギ型の印ですが、これはこの下に電気の配線が通っていますという目印です。

前回のブログで電気設備配線工事の様子をアップした際に少し説明させていただきましたが、こちらの「バルコニー菜園のある家」は屋根下地の中に電気の配線を通してあります。なので、このあと屋根材を取り付ける際にも配線には気をつけて工事を行ってくださいという目印なのです。

 

 

そしてこのカラールーフィングの上に、

屋根の仕上げ材であるガルバリウム鋼板を施工している

このように屋根の仕上げ材を施工していきます。

こちらはガルバリウム鋼板という屋根材で、一般的に多くの住宅で採用されている屋根材となります。

 

とてもすっきりとした印象の屋根になりました。

 

 

 

屋根仕上げ材が取り付いた後の建物全体の様子

ちなみに離れたところから見るとこのように見えます。

 

 

といったところで今日の報告はここまでにします!

また工事が進んだらアップしていきますね!

writer:Arata Iso

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