サッシ、外壁等の工事の様子(その1)

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モデルハウスが出来るまで

本日は当社新事務所「バルコニー菜園のある家」の窓サッシや外壁の工事の様子を見ていきたいと思います。

 

外壁の工事に取り掛かるより前に、窓サッシの下地の施工を行っていきます。

それではこちらの写真を見てください。

窓台や窓まぐさなどを映している写真

さて、こちらの写真の赤色の矢印で示されている部材を「窓台」・「窓まぐさ」と言います。

どちらも横方向(地面に対して水平方向)の部材です。

 

この2つの部材を簡単に説明すると、

「窓台とは、窓の下に入れる補強材のこと」

「窓まぐさとは、窓の上に入れる補強材のこと」

となります。

なのでこの2つの部材の間に窓が取り付けられるようになるのです。

 

そして、黄色の矢印で示されている部材を「間柱(まばしら)」と言います。

間柱とは、柱と柱の間にあり、壁を支えるための小さい(細い)柱のことです。

 

このように窓廻りの下地が完成したところで、次は外壁の工事に移っていきたいと思います。

こちらの写真を見てください。

耐力面材の施工前の様子

さて、建物の外周をブルーシートで覆っている写真が出てきました。

これは雨で木材が濡れないようにしているのですが、一部ブルーシートがめくれ上がっていますね。これからこの部分に耐力面材を施工していきます。

 

1階部分に耐力面材が張られている

このようにボード状の材を施工することで、建物の耐震性や気密性を高めるのです。

 

建物全体に耐力面材が張られている

そしてこの耐力面材を建物の外壁部全体に施工していきます。

ちなみに2階に縦長にボードが開けられているところがあるかと思いますが、ここには後に窓が取り付けられます。

 

耐力面材を施工した後は、次に透湿防水シートを貼っていきます。

建物全体に透湿防水シートが貼られている

透湿防水シートとは、水は通さずに湿気を通すといった特徴を持ったシートのことです。

壁の中に湿気が溜まってしまうと、壁内で結露が起こってしまいます。これを内部結露というのですが、この内部結露が起こると木が腐ってしまい、建物の耐久度が落ちてしまいます。

透湿防水シートは、その内部結露を防ぐために用いられるのです。

 

さて、透湿防水シートの施工が終わった後に、今度は窓サッシを取り付けていきます。

窓サッシ取り付け後の様子を屋外から見る

窓サッシが取り付けられたことで、より「家」って感じがしてきましたね。笑

 

中から覗くとこんな感じです。

窓サッシ取り付け後の様子を屋内から見る

これらの窓サッシは、Low-E複層ガラスの2枚のガラスの間にアルゴンガスを充填している製品となります。

アルゴンガスは熱を伝えにくいといった性質があるため、窓の断熱性を高める効果があります。

窓は屋内の熱が外に逃げやすい部分でもあるので、窓の断熱性を高めることも、住みやすい家づくりのためには重要なことなのです。

 

窓が取り付けられた後のこの現場の様子を見て、私が最初に感じたことは「明るい」でした。

もちろん窓が取り付いたので、屋内が明るくなるのは当たり前のことなのですが。笑

そして窓を開けると風が抜けて、快適な空間を作り出してくれました。

 

 

当社が設計を行ううえで意識していることの一つとして、「光と風」があります。

家の中どこにいても光を感じられるように。(もちろんここで言う「光」とは照明の光という意味ではなく、外部からの自然光を意味します。)

そして窓を開ければ家の中を風が通り抜け、気持ちのいい空間を作り出すように。

 

「気持ちのいい空間」を作り出す家づくりが、住む人にとって重要なことだと私は思うのです。

 

 

といったところで今日はここまで!

また工事が進んだら進捗状況をご報告させていただきますね!

writer:Arata Iso

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