サッシ、外壁等の工事の様子(その2)

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モデルハウスが出来るまで

本日も、当社の新事務所「バルコニー菜園のある家」の外壁部分に関わる工事の様子をアップしていきたいと思います。

さて、前回のブログでは窓サッシの施工が終わったところまでご紹介しました。

サッシが取り付いた後の建物の様子

 

それでは窓サッシが取り付いたということで、次は透湿防水シートの上に通気胴縁(つうきどうぶち)を施工していきます。

その写真がこちら。

外壁面に長細い木材が施工してある

通気胴縁については8月11日のブログ『屋根工事の様子(その2)』でも説明させていただきましたが、この写真に映っている縦方向(地面から垂直方向)の長細い木材(部材)のことで、この通気胴縁を取り付けることによって、空気の通り道となる通気層を作っていくのです。

 

この通気層は、壁内の湿気を外部に逃がすことを目的として設けられます。

もしも壁内の湿気が外部に逃げられずに溜まってしまうと、内部結露が発生してしまいます。

内部結露が起こってしまうと木が腐ってしまい、建物の耐久度も落ちてしまうのです。

なのでその内部結露を防ぐために通気層を設けているのです。

 

 

さて、ここまで外部の様子を見ていただきましたが、続いては内部の様子を見ていただこうかと思います。

次に行う工事は断熱工事です。

快適で住みやすい家とするためには、やはり断熱性も重要となってきます。

この「バルコニー菜園のある家」では、断熱材は現場発泡ウレタンを採用しました。

現場発泡ウレタンを吹き付けた後の様子
現場発泡ウレタンを吹き付けた後の様子

壁などに発泡ウレタンを吹き付けていくのですが、それがこの写真に映っている白い物体です。

 

近づいて撮影した写真がこちら。

現場発泡ウレタンに接近して撮影した写真

 

現場発泡ウレタンは、吹き付ける前は液体のようにシャバシャバしているのに、吹き付けるとモコモコと大きく膨らみだし固まっていきます。

硬いスポンジのような手触りです。笑

 

壁の内側などに断熱材を施工することを充填断熱(じゅうてんだんねつ)というのですが、この断熱材の種類も様々あります。

発泡ウレタン…

グラスウール…

ロックウール…などなど。

その中でも今回は発泡ウレタンを採用したのですが、その理由としては、発泡ウレタンは断熱性能はもちろんのこと、気密性も高いからです。

 

グラスウールなどの繊維系の断熱材の場合、人の手が入らないような小さな隙間まで断熱材を適切に敷き詰めることは困難です。

しかし発泡ウレタンであれば、先ほどもお話ししたように最初は水のようにシャバシャバしています。なので小さな隙間にも入れやすく、その後は大きくなって固まっていくので隙間が埋まり、断熱性も気密性も高められるのです。

 

断熱材が適切にしっかりと施工されていることにより、さらなる住みやすい家が作り上げられていくのです。

 

これから家を建てたいと考えられている方がいらっしゃいましたら、「家の断熱材の種類は何を使ったらいいのか?」もしっかりと設計事務所と検討した方が良いと思います。

断熱材の種類によって、その断熱性能や価格などが幅広いのです。

あなたの予算に合わせて、最も最適な断熱材は何か?をプロと一緒に検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

さて、断熱工事が終わったというところで今日はここまで!

次の『サッシ、外壁等の工事の様子(その3)』では、恐らく外壁の仕上げの工事の様子までお話しできるのではないかと思います。

それでは、また。

writer:Arata Iso

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